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ホシミスト3013の天体撮影記

ホシミスト3013の天体撮影記

M31 アンドロメダ銀河

アンドロメダ座の渦巻銀河M31 別名NGC 224

視等級 +4.3等
視直径 190' × 60'
実直径 22~26万光年
距離 254 ±6万 光年

位置
赤経(RA,α) 00h42m44.3s
赤緯(Dec,δ) +41°16′9″
視線速度 (Rv) 300 ± 4 km/s

アンドロメダ銀河と天の川銀河は似通った形と思われていたが
最近の観測で、アンドロメダはは中心核を二つ持つ渦巻銀河
天の川銀河は棒渦巻き銀河と判明、
またアンドロメダ直径は、
10万光年の天の川銀河よりわずかに大きい13万光年と考えられていたが
当初考えられていたよりはるかに大きな銀河ディスクを持っていることがわかり
現在では直径20万光年を超える、と考えられている。

現在肉眼で見ることのできる最も遠い天体の一つだが、
アンドロメダと天の川の両銀河は、秒速120kmという速度で接近しており
60億年後には合体して一つの銀河(ミルコメダと呼ばれている)になるとされる。

天の川銀河や、M31,M33などからなる局部銀河群は、
おとめ座銀河団の一員であるが
おとめ座銀河団の重力中心ともいえるM87は、直径は12万光年、
アンドロメダの方が大きいように見えるが、
M87は球状、アンドロメダは円盤状であるため、質量はM87の方が大きい。

アンドロメダが局部銀河群の中では最大であるので
やがては天の川銀河や、さんかく座銀河M33と合体して
楕円銀河と成長してゆくのだろう。


M31 アンドロメダ銀河
M31 アンドロメダ銀河 posted by (C)ホシミスト_3013

M31 アンドロメダ銀河 20170930
M31 アンドロメダ銀河 20170930 posted by (C)ホシミスト_3013


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